風が吹けば桶屋が儲かる

【風が吹けば桶屋が儲かる】ということわざが好きなんですよ。

 

・強い風が吹く。

・ホコリが目に入り、盲人が増える。

・盲人が増えると三味線弾きが増え、(昔は)三味線の皮の材料である猫がいなくなる。

・猫がいなくなると、ネズミが増える。

・ネズミが増えると、ネズミが桶をカジルようになり桶屋が儲かるだろう。。。という話。

 

一見、何の関係もないような話だけど 繋がっている。

要するに想像、妄想の話です。

 

商売をしたい人、独立したい人が相談に来る事がたまにある。

儲かってるかどうかは別として、俺も一応【独立開業した人】だからなんでしょうね。

 

目の前に見える物しか 目に入らない人がいる。

せっかくいいチャンスがあるのに、だ。

 

例えば

【あの映画、面白いよ!】【この本、絶対読んだ方がいいよ!】

と言っても

 

『疲れてるから』

『眠いから』

みんな疲れてるし、眠いよ!笑

 

以前、PCやデザインの仕事をしている知人が(独立をしたい・相談に乗って欲しい)と言うので会ってみた。当時俺はモデルプロダクションを細々と経営していたので、何か仕事があるかと思ったのかも知れない。

 

俺は練馬区の(高齢者見守り訪問員)というボランティアをしてるのだけど、時間の余裕がかなりあるという彼に『こんなボランティアも体験してみてはどうか?』と話した。勉強になるよ、と。

 

『そんなのとんでもない』

『そんな事をやる時間はない』

『そんなの 一銭にもならない』

彼は言った。

 

つまらない人だ。

目の前のものしか見えない。

『独立』してみた所で上手くは行かないだろうと思った。

時間いくらで働いてた方が安全だと思った。

 

もしかしたらボランティア先で、ビジネスに繋がる出逢いがあるかも知れない。

高齢化社会の中、シルバービジネスへの気づきがあるかも知れない。

 

そんな妄想をしていかないと、こんな世の中やっていけないよ。つまらない。

貧しく育ったので、子供の頃からいつも妄想をしていた。いつも考えてた。

『夏休みになったら1人旅に出るんだ。ヒッチハイクで北海道にたどり着く。牧場で住み込みで働かせてもらって、その牧場の娘と結婚する…』とかね。バカみたいw

 

お客さんに感謝される。

もちろんとても嬉しいけど、俺はそんないい人じゃないんですよ!

 

先の先まで ずる賢く考えている。

お客さんが喜ぶよう、無い知恵絞ってずっといい仕事をしていけば、仕事は広がるし お客さんは離れない。

広告を出さなくても、作品が一番の広告なんです。

 

お客さんは俺の大事な金づるですからw

今日も美味しいビールをありがとうございます!